職場を選ぶ時に心がけたいこと

転職することを覚悟した時は注意が必要です。
特に看護師として転職を覚悟した場合には気をつけましょう。その理由は医療機関や福祉施設など、同じ地域エリア内だと職場が限られているからです。

看護師という同じ枠の業界にいれば、昔働いていた場所の同僚やその知り合いが転職先の職場にいる、といったことも少なくありません。そのために、もし人間関係のトラブルといったことで辞めていれば、せっかく新たな職場で働きはじめても居づらい空気に再び遭遇してしまう可能性があります。

あまりにも転職を繰り返してしまう人は、まずは転職を考えた原因を追及しましょう。そしてその原因を再発させない場所選びをすることが大切です。

人間関係が原因ならば、人数が少ないクリニックが向いています。
さらに、プライベートの時間を確保できなくて悩んでいたならば、パートやアルバイトを選びましょう。通勤に負担がかかると感じていたならば、所在地について検討することが大事です。交通手段も重大な要素ですから、公共の乗り物で通勤したい場合には、アクセスについてチェックしましょう。このように原因を明らかにすることによって、新しい職場を探す指針となります。じっくり見極めることはとても重要です。

また、病院に限らずさまざまな職場を比較して、それぞれの違いを把握してみてもいいでしょう。医療機関や福祉施設のほかに、自治体や企業でも看護師の募集を行っています。自治体の保健所では、より多くの市民に健康指導をします。妊婦や新生児など、出産や育児に関わることも多いです。企業が設置している医務室の求人もあります。しっかり時間をかけて、自分に合った転職先を探しましょう。

その一方で、転職したいと考えていてもなかなか踏ん切りがつかずに悩んでいる人もいます。転職しすぎるのは問題ですが、逆に転職したいのに勇気が出ずに延々と同じ場所で嫌々働いてしまうのも問題です。それは自分で自分の首を締めているようなものです。

新しい場所にいくのは誰もが怖いこと。その怖さは、きちんと情報収集をしたり、周りで転職した人の声を聞いたりすることで軽くすることができます。動くのが不安な方はまず転職に必要な情報を調べてみることをオススメします。